2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ドローン

CASE 私のいるGALCITではCASTと呼ばれるドローンのプロジェクトが進行中です。写真は少々見にくいのですが、私のいる建物の後ろ側にネットで囲まれたエリアがあり、ここでドローンを飛ばしています。横風対応のために送風機を置いて実験したりしているようで…

学部生

6月14日に卒業式があり、Academic yearが終わりました。学生は夏休みに入ります。 さて、先週から学部生が一人研究室に来ており、私と一緒に研究をすることになりました。最初この話を聞いたときは不思議に思いました。なぜなら、私の所属する組織は大学院な…

講堂

Beckman Auditorium CaltechのシンボルといえるBeckman講堂。東大でいえば安田講堂、名古屋大学でいえば豊田講堂、といったところでしょうか。今日は大規模な学会が学内で行われているようで、珍しく講堂が開いていました。 講堂内部 中はこんな感じ。まあ普…

結果を評価する

それから、行き帰りの飛行機で考えたことをもう一つ。 日本の大学関係の予算申請は変わっていて、基本的に結果を評価しません。計画を評価します。例えば大学改革を実施するのに文部科学省に予算を申請するんですが、基本計画書を作成し、計画書に対して評価…

センター試験改革

急な私用のため、日本に一時帰国していました。その間、久しぶりに日本のニュース番組を見ました。センター試験の改革についての特集が気になりましたので、その件について少し書いてみました。 ご存じの通り、2020年度からセンター試験に代わる新しい共通試…

アメリカのような工学部は日本で成立するか?

前回につづいて、日本の工学部についてです。アメリカのような、企業と密接に結びついた真の「工学部」になることは可能でしょうか?そうなるべきかどうかは一旦置いておいて、可能かどうか考えてみます。昼食のときに、メーカーからきている方にいろいろ聞…

工学部

教授などから話を聞く限り、アメリカの工学系の教授はほとんどの人がメーカーと共同研究をしているようです。日本では、周囲を見るかぎりはそうでもない方がたくさんいます。少なくとも、メーカーからの資金が研究資金の大半を占めている、という人はあまり…

多様性について

アメリカに来ると、「多様性」というものについていろいろ考えさせられます。今はやりの「ダイバーシティ」というやつです。 とにかくアメリカは多様な社会です。したがって、基本的に人は人、自分と他人は違っていて当たり前、という考え方が広まっています…

ファインマン

大学の博物館的なところで、リチャード・ファインマン展をやっていました。 太鼓 ナンバープレート。「U」が抜けてますが、当時のカリフォルニア州のナンバープレートが6文字までだったからだそうです。 ファインマンは航空宇宙工学にも関係があります。スペ…

Zipcar

Zipcarというカーシェアリングサービスを利用してみましたので報告します。 Zipcarを利用するには、まずは登録が必要です。インターネット経由で、年間登録料$70です。Caltechメンバー用の専用サイトがあり、そこから登録すると$15で済むと書いてありました…

ゲッティセンター

ゲッティセンターに行ってきました。ゲッティセンターはサンタモニカの手前にある、広大な敷地を持つ美術館です。 パサデナからはゴールドラインでユニオン駅まで行き、EXPO線に乗り換えます。ユニオン駅では空港へ向かうときに乗る、ブルーラインの工事が始…