シアトル、ボーイング工場見学

シアトル郊外のエベレットという町にあるボーイングの工場の見学に行ってきました。

今回は路線バスを利用してエベレットまで行きました。「地球の歩き方」には路線バスは少々難しいと書いてありますが、シアトル版のSUICAORCAカード」と、Googleマップさえあればなんとかなります。ここでもGoogleマップが大活躍です。

 

まずはシアトルタコマ空港からダウンタウンへ。LAと同様のライトレールという電車が走っています。空港の駅でORCAカードを買うことができます。入口(2階)でタップして3階のホームへ。タップする場所がわかりずらいので気を付けてください。私はLAでは電車の中で1度も車掌に出会ったことがありませんが、シアトルでは2回も切符をチェックされました。必ずタップしてから乗りましょう。

 

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ORCAカード。ORCAはシャチのことです。

次にGoogleマップに従って、ダウンタウンから512のバスに乗りました。私はInternational District/Chainatown Stationでのりかえましたが、512のバスは電車と並行して走るのでここ以外でも大丈夫。512のバスは高速に入り、Lynnwood Transit Centerに到着します。ここはいわゆるバスターミナルになっており、多くのバスが発着します。ここから113のバスに乗ります。107でもいいようです。とにかくGoogle師匠に従いましょう。

 

45分ほどで、ボーイング工場の西側、Hwy 525 & 84th St Swのバス停に到着します。バス停についたらバスの中のヒモを引いて止まってもらいます。Googleマップをじっくり見て通りすぎないように注意しましょう。

 

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交差点

上の写真はバス停のある交差点です。2019年9月現在、タコベルとセブンイレブンがあります。ここから工場のある東側に向かって、坂を上っていくと、15分くらいでボーイングの工場にたどり着きます。なんだかんだで3時間近くかかります。やっぱり観光会社のシャトルバスのほうが便利かもしれません。

さて、工場についたらまずはFuture of Flightという展示館が見えてきます。ここがツアーの発着場所になります。

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Future of Flight

 

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Entrance

中にはシアターと、ちょっとした展示が並んでいます。カフェもあり、サンドイッチなどで軽めの食事をすることも可能です。ツアーの時間まで、展示を見て時間をつぶします。マジックミラーを駆使した超音速風洞の模型など、割と見ごたえがあります。

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超音速風洞

時間が来たらシアターの前で集合します。工場見学はカメラやスマホ、カバンなどの持ち込みは禁止です。入口にコインロッカーがありますので預けてから集合場所へ行きましょう。ロッカーが空いていない場合もありますが、前のツアーが終わると一気に空くので大丈夫です。まずはシアターでちょっとした映像を見てからバスで工場見学ツアーへ。

 

世界最大の建物というだけあって、確かにでかいです。飛行機も流れ作業なんですね。777は3台、787は4台並べて順番に組み立てていました。

 

シアトルにはこのほかにも「The Museum of Flight」という航空博物館があります。これはタコマ空港の近くにある「ボーイングフィールド」という別の空港の脇にあります。こちらは航空機の展示がすごい!特に第2次世界大戦で使われた戦闘機のラインナップが充実していました。コンコルドや歴代のボーイングの旅客機もあります。

 

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Museum of Flight

 

シアトルはロサンゼルスと違って緑が豊富。海もきれいです。観光に訪れるならぜひシアトルをお勧めします。