International Scholar Orientation
Guggenheimの建物の1階にある、カルマンの銅像です。ドイツから逃れ、ここGALCITで研究をしていました。自伝「大空への挑戦」はぜひ読んでみてください。第二次世界大戦後、アメリカへ渡ったカルマンと、ドイツ政府に協力し不遇な立場となったプランドル先生とのやり取りが印象に残っています。
そして展示コーナーには、Toshi Kubotaという日本人っぽい名前の人の写真が飾られていました。1950年ごろからここCaltechで研究をしていたようです。
GALCITのある建物の1階にある、Lees-Kubota Hall。Toshi Kubota先生の名前がついています。しかしアメリカ人は施設に人名にちなんだ名前を付けるの好きですね。JFK空港とか、ケネディスペースセンターとか。Caltechの建物にもすべて人名がついています。
ぼちぼち生活も落ち着いてきました。今日はInternational Scholar Orientationという、アメリカ外からきたポスドク、ビジター向けの説明会に参加しました。参加者は私のほかフランス人とポーランド人のポスドクが2人。内容的にはどちらかというとポスドク向けの話でした。家の見つけ方とか、ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)についてとか。
内容は結構面白かったです。一部のアメリカ人は、SSNの評価を上げるため、わざとクレジットカードを使いまくったりするんだとか。また、GALCITのある建物の名前にもなっているファイヤーストーンさんは、かつてロサンゼルスの鉄道を買い占め、わざと倒産させて、人々に車に乗るように仕向け自社のタイヤを売って莫大な利益をあげたんだとか。本当かなこれ。